Slackは単なるチャットツールに留まらず、業務効率を向上させるための強力なプラットフォームです。本記事では、Slackを日常的に使う方向けに、さらに便利な機能や活用方法をご紹介します。Slack自体は2014年に正式サービスが開始しているので、何を今更と思う方もいるかもしれませんが、本記事が何かの発見につながれば幸いです。
Table of Contents
1. カスタム通知設定で集中力を強化
Slackの通知設定を細かくカスタマイズすることで、重要な情報を逃さず、集中力を保つことができます。
- キーワード通知: 特定の単語(例: “緊急” やプロジェクト名)を含むメッセージだけを通知するよう設定可能です。
- サイレントモード: 深夜や会議中など通知が不要な時間帯を設定し、業務外の時間を確保。
- チャンネルごとの通知設定: チャンネルごとに通知の頻度やタイプをカスタマイズできます。
2. 高度な検索機能で過去の情報を即座に取得
Slackには強力な検索機能が搭載されており、大量のメッセージやファイルの中から必要な情報を迅速に見つけることができます。
- 検索フィルター: 特定のチャンネルやユーザーに絞り込むことで、関連する情報だけを表示。
- 日付フィルター: 特定の期間に送信されたメッセージを簡単に検索可能。
- ファイル検索: 添付ファイルやリンクされたドキュメントをキーワードで探すことができます。
3. アプリ連携でワークフローを自動化
Slackは数多くのサードパーティアプリと連携し、タスクの自動化が可能です。
- Lingvanex Translator: 国際的なチームではリアルタイム翻訳が大活躍。コマンド(例: /translate en-ja What is your progress?)で簡単に翻訳結果を取得できます。
- Figma: デザインレビューを効率化するため、FigmaのリンクをSlackに共有すると、デザインのプレビューが自動生成されます。これにより、議論のために別のツールを開く必要がなくなります。
- Googleカレンダー: スケジュール通知やリマインダーをSlack内で確認し、ミーティングをスムーズに進行できます。
4. ワークフロービルダーでカスタムプロセスを作成
Slackのワークフロービルダーを活用すれば、繰り返し行うタスクを自動化できます。
- フォーム入力からタスクの割り当て
- 定期的なチェックインリマインダーの送信
- 特定の条件が満たされた際にアクションを起こす(例: メッセージ送信やファイル共有)
5. スラッシュコマンドで即座に操作
スラッシュコマンドを使用することで、通常は複数ステップを要する操作を一瞬で実行可能です。
- /remind でリマインダーを設定。
- /poll を活用して即席の投票を実施。
- /search を使って過去の会話やファイルを効率よく検索。
6. 高度なチャンネル管理
チャンネルを整理しておくと、情報の混乱を避けることができます。
- アーカイブ機能: 不要になったチャンネルをアーカイブして、チームの集中力を妨げないようにします。
- チャンネルルール: 特定の形式やガイドラインを設けることで、無駄なやり取りを減らします。
7. Slackコネクトで外部とシームレスな連携
Slackコネクトを使用して、社外のクライアントやパートナーと同じプラットフォームでやり取りが可能です。
- メールに比べて迅速な対応が可能。
- プロジェクト単位での外部メンバーの招待が容易。
8. ピン留めとスター機能で重要情報を整理
チャンネル内で重要な情報やよく使うメッセージは、ピン留めやスターを活用して整理できます。
- ピン留め: 会議の議事録や重要なドキュメントのリンクを固定。
- スター: 個人で重要と感じたメッセージやファイルに目印を付けることで、後から素早く参照可能。
まとめ
Slackの基本的な使い方をマスターしたら、これらの機能を活用することで、さらに効率的な業務運営が可能になります。特にアプリ連携やワークフロービルダーを駆使することで、日々の負担が軽減され、チーム全体の生産性が向上します。ぜひ今回紹介した機能を使ってみてください。