目次
イントロダクション
ChatGPTで使える画像生成サービス「DALL-E 3（ダリ）」を紹介したいと思います。
DALL-Eはテキストからイメージを生成できる画像生成AIです。
使い方
DALL-E 3はChatGPTから使用することができます。
ChatGPTをひらいてサイドバーから 探索する を選択してください。
一覧の中からDALL-Eを選んでください。
プロンプト入力画面が表示されます。
準備が完了しました。
あとはDALL-Eに作成してほしいイメージをテキストで入力するだけです。
DALL-Eの活用例
アイキャッチ画像を作ってもらいましょう。
せっかくなので、DALL-Eにこの記事のアイキャッチ画像を作ってもらいます。DALL-Eは（たぶん）サルバトール・ダリのことなので、次のようなプロンプトにしました。違ったらごめんなさい。
サルバトール・ダリがタブレットで絵を描いているイメージを生成してください。
画像のアスペクト比は16:9、横幅は1024pxでお願いします。
本当にダリがタブレットで絵を描いています。ダリ以外の要素もダリ感が出ています。
想像以上の精度でびっくりしました。
調子に乗って面白い画像が見たくなりました。
メッシが満塁ホームランを放っている写真を見せてください。
いやタイミングよ。
メッシの満塁ホームラン姿を見たかった。
使用上限について
OpenAIのWebサイトによると、3時間ごとに50メッセージだそうですが、
すべてのPlusユーザーにこのモデルを試す機会を提供するため、私たちは現在、需要とシステム・パフォーマンスに関する詳細な情報を得ながら、GPT-4の使用上限を動的に調整しています。だそうです。
画像に文字を含めるのは苦手
外部の画像やロゴなどは使用できない上、文字系の出力が苦手です。アルファベットや漢字の単語ようなものは生成できますが、指定しても（おそらく）存在しない単語がたくさん生成されます。NEXT -> NX
DALL-Eで生成された画像は誰のものか？商用利用可？
OpenAIによると、DALL-Eで生成された画像はユーザーの所有物になるそうです。
コンテンツポリシーと規約に従い、無料または有料のクレジットを使用して作成された画像に関わらず、DALL-Eで作成した画像は転載、販売、商品化する権利を含め、お客様の所有となります。上記のポリシーは企業利用が促進されそうな内容ですが、私たちの所有になるからといって訴訟を起こされないわけではありません。法律がテクノロジーの発展に追いついていないだけです。お取り扱いには十分に注意してください。
Can I sell images I create with DALL·E? | OpenAI Help Center
https://help.openai.com/en/articles/6425277-can-i-sell-images-i-create-with-dall-e
OpenAIが著作権訴訟の法廷費用を負担してくれる？
万が一、DALL-Eで生成した画像がもとで訴訟を起こされた場合にはOpenAIが法廷費用を負担してくれるようです。ビジネス利用が加速しそうですね。ただし、ChatGPT Enterpriseのユーザーが対象になるそうです。ChatGPT Plusユーザーは気をつけてください。
ビジネス利用例
苦手分野はあるものの、十分にビジネス利用できます。文字系は苦手なので背景画像の生成やWebサイトのイメージ生成にいいかもしれません。
- オウンドメディアのアイキャッチ画像の背景画像
- Webサイトのイメージ生成（テキストも交えるのは難しい）
- パンフレットなどの紙媒体に使用する背景画像
将来の影響
将来、DALL-Eがバージョンアップを重ねたら、写真やイラストだけでなく、ベクター画像や動画まで生成できるようになるでしょう。メディアを販売するWebサービスやイラストレーターにも影響がありそうですね。
最後に
メッシの満塁ホームランをリクエストしてみました。
不思議と違和感はありません。
最後によりよいプロンプトをつくるためのフォーラムがありました。（英文）
貼っておきます。
Best prompt for generating precise TEXT on DALL-E 3 – Prompting – OpenAI Developer Forum
https://community.openai.com/t/best-prompt-for-generating-precise-text-on-dall-e-3/428453/7
