こんにちは、シーチキンです。

Excelを使用していると、

「あれ?この関数ってどうやって書くんだっけ‥?」
「IF関数って、どの順番で書くんだっけ?」
「【完了】を数えたいけど‥、数が多い‥あれ?どの関数を使うんだっけ?」

なんてことはありませんでしょうか? 私はしょっちゅうあります。

そこで今回は、使い方を忘れて検索しがちなExcel関数10選をまとめてみました。

基本的な書き方とあわせて、実際の仕事でどんなときに使えるのかも紹介していきます。


よく忘れがちなExcel関数10選のまとめ

今回紹介する関数はこちらです。

関数できること覚え方・ポイント
IF条件で表示を変更条件→YES→NO
COUNTIF条件に合うセルを数える範囲→条件
SUMIF条件に合う数値を合計どこを見る→何を探す→どこを合計
XLOOKUPデータを検索何を探す→どこから→何を表示
IFERRORエラー時の表示を変更数式→エラー時の表示
LEFT・RIGHT左右から文字を取得方向→文字数
MID途中の文字を取得どこから→何文字
TEXT表示形式を変更"yyyy/mm/dd"など
ROUND四捨五入桁数の指定に注意
TEXTJOIN文字をつなげる区切り文字→空白無視→範囲

1.IF関数|条件によって表示を変える

まずは「IF関数」です。

IF関数自体は知っていても、「条件のあと、どっちを先に書くんだっけ?」となりがちな関数ではないでしょうか。

【基本の書き方】

=IF(条件,条件を満たした場合,条件を満たさない場合)

例えば、=IF(B2>=80,"合格","不合格")と入力すると、

B2の数値が80以上 → 「合格」
B2の数値が80未満 → 「不合格」 と表示されます。

実際の仕事ではどう使う?

例えば、営業管理表で売上目標が100万円だった場合、

=IF(B2>=1000000,"達成","未達")

と設定しておけば、売上金額に応じて「達成」「未達」を自動で表示できます。

ポイントは、

「条件 → 条件を満たした場合 → 満たさない場合」 の順番です。

ここを覚えておけば、次に使うときに迷いにくくなります。


2.COUNTIF関数|条件に一致するデータを数える

COUNTIF関数は、指定した条件に一致するセルの数を数える関数です。

【基本の書き方】

=COUNTIF(範囲,条件)

例えば、=COUNTIF(C2:C100,"対応中")と入力すると、

C2からC100の中に「対応中」と入力されているセルの数を数えてくれます。

実際の仕事ではどう使う?

案件管理表に、「対応中」「面談調整中」「成約」「見送り」などのステータスを入力している場合に便利です。

「対応中の案件は何件?」と確認したいときに、
COUNTIFは、「範囲 → 数えたい条件」と覚えておくと分かりやすいです。


3.SUMIF関数|条件に一致する数値だけ合計する

COUNTIFと名前が似ているので、使い方が混ざりやすいのがSUMIF関数です。

SUMIF関数は、条件に一致するデータだけを対象に、数値を合計できます。

【基本の書き方】

=SUMIF(条件範囲,条件,合計範囲)

例えば、=SUMIF(A2:A10,"田中",B2:B10)と入力します。

これは、「A2~A10から『田中』を探して、該当する行のB列の数値を合計する」

いう意味です。

実際の仕事ではどう使う?

例えば、担当者別の売上を集計表があります。

担当者売上
田中500,000円
佐藤600,000円
田中300,000円

売上集計表から田中さんの売上だけを合計したい場合、

=SUMIF(A2:A4,"田中",B2:B4)とすれば、800,000円と計算されます。

SUMIFで忘れやすいのが引数の順番です。
「どこを見る? → 何を探す? → どこを合計する?」 と考えると覚えやすくなります。


4.XLOOKUP関数|表から必要な情報を探す

XLOOKUP関数は便利なのですが、いざ使おうとすると、

「検索する範囲と表示する範囲、どっちが先だっけ?」となりやすい関数です。

【基本の書き方】

=XLOOKUP(検索値,検索範囲,戻り範囲)

例えば、

=XLOOKUP(A2,D2:D100,E2:E100)と入力します。

これは、「A2の値をD2~D100から探して、同じ行にあるE列の値を表示する」という意味です。

実際の仕事ではどう使う?

社員番号氏名
001田中太郎
002佐藤花子
003鈴木一郎

例えば社員番号と氏名を管理している表があり、

「002」と入力したら「佐藤花子」と自動表示させる、といった使い方ができます。

「何を探す? → どこから探す? → 何を表示する?」

と考えると分かりやすいです。

※ExcelのバージョンによってはXLOOKUP関数を利用できない場合があります。


5.IFERROR関数|エラー表示を別の文字にする

Excelを使っていると、

#N/A #VALUE! #DIV/0! などが突然出てくることがあります。

そんなときに使えるのがIFERROR関数です。

【基本の書き方】

=IFERROR(数式,エラーの場合に表示する内容)

例えばXLOOKUPと組み合わせてて、=IFERROR(XLOOKUP(A2,D2:D100,E2:E100),"該当なし")と入力します。

実際の仕事ではどう使う?

XLOOKUPで検索したデータが存在しなかった場合、「#N/A」と表示されることがあります。

IFERRORを組み合わせれば、

データがある → 該当するデータを表示
データがない → 「該当なし」と表示 といった設定ができます。

他の人と共有するExcelでは、エラーをそのまま表示するより「該当なし」などと表示したほうが分かりやすくなります。


6.LEFT・RIGHT関数|文字列の左・右から取り出す

LEFT関数とRIGHT関数は、文字列の左側・右側から指定した文字数を取り出す関数です。

【基本の書き方】

左から取り出す場合:=LEFT(A2,3)
右から取り出す場合:=RIGHT(A2,4)

例えばA2に、ABC-1234と入力されていた場合、

=LEFT(A2,3)なら「ABC」。
=RIGHT(A2,4)なら「1234」が取得できます。

実際の仕事ではどう使う?

社員番号や商品コードなど、一定のルールで作られた文字列から一部分だけ取り出したい場合に便利です。

例えば、TOKYO-001というコードから「001」だけを取り出したい場合、

=RIGHT(A2,3)とすれば簡単に取得できます。

LEFT=左、RIGHT=右なので、関数名自体は覚えやすいですが、「文字数を指定する」という部分を忘れがちなので要注意です。


7.MID関数|文字列の途中だけ取り出す

LEFTとRIGHTは覚えていても、「真ん中から取り出すやつ、なんだっけ?」となったときに使うのがMID関数です。

【基本の書き方】

=MID(文字列,開始位置,文字数)

例えばA2に、ABC-1234-XYZと入力されている場合、

=MID(A2,5,4)とすると、「1234」を取得できます。

実際の仕事ではどう使う?

商品コードや管理番号などから、特定の部分だけを取り出したい場合に便利です。

MID関数で覚えておきたいのは、

「どこから? → 何文字?」 という順番。

開始位置を「0」ではなく**「1」から数える**のもポイントです。


8.TEXT関数|日付や数値の表示形式を変更する

TEXT関数は、数値や日付を指定した表示形式の文字列に変換する関数です。

便利なのですが、「yyyyだっけ?YYYYだっけ?」など、表示形式の指定方法を忘れて検索しがちな関数でもあります。

【基本の書き方】

例えばA2に日付が入っている場合、=TEXT(A2,"yyyy/mm/dd")とすると、

2026/09/24のような形式で表示できます。

ほかにも、=TEXT(A2,"yyyy年m月d日")とすれば、2026年9月24日のように表示できます。

実際の仕事ではどう使う?

例えば、日付と文字を組み合わせて、

="作成日:"&TEXT(A2,"yyyy年m月d日")

とすれば、「作成日:2026年9月24日」のような文字列を作ることができます。

ファイル名や帳票、管理表など、日付を決まった形式で表示したい場合に便利です。


9.ROUND関数|数値を四捨五入する

ROUND関数は、数値を指定した桁数で四捨五入する関数です。

関数自体はシンプルですが、

「小数点以下を消したいとき、桁数は何を指定するんだっけ?」

となりがちです。

【基本の書き方】

=ROUND(A2,0)

A2が「123.456」だった場合、「123」になります。

=ROUND(A2,2)なら、小数点以下2桁まで残して「123.46」となります。

実際の仕事ではどう使う?

金額や平均値、割合などの計算結果に小数が出た場合に使用できます。

ちなみに、

  • 0 → 小数点以下を四捨五入
  • 1 → 小数点以下1桁まで残す
  • 2 → 小数点以下2桁まで残す
  • -1 → 1の位を四捨五入

となります。

ROUND関数は、桁数の指定方法を忘れやすい関数として覚えておくといいかもしれません。


10.TEXTJOIN関数|複数の文字をつなげる

最後はTEXTJOIN関数です。

TEXTJOIN関数は、複数のセルに入っている文字を、指定した区切り文字でつなげる関数です。

【基本の書き方】

=TEXTJOIN(" ",TRUE,A2:C2)

例えば、

A2:東京都
B2:渋谷区
C2:神泉町

となっている場合、それぞれの文字列をまとめて表示できます。

実際の仕事ではどう使う?

例えば、姓と名が別々のセルに入力されている場合。

A2:田中
B2:太郎

=TEXTJOIN(" ",TRUE,A2:B2)とすれば、「田中 太郎」と表示できます。

住所や氏名など、複数のセルに分かれている情報を一つにまとめたい場合に便利です。

ちなみに、TEXTJOINの「TRUE」は空白セルを無視する指定です。
(指定した範囲に空白セルがあった場合、そのセルを無視して文字列を結合します。)

「このTRUEなんだっけ?」となりやすいところなので、一緒に覚えておきましょう。


「あの関数どう書くんだっけ?」

となったときに、思い出すためのメモ代わりとして活用してもらえたらうれしいです!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。もしこの記事の技術や考え方に少しでも興味を持っていただけたら、ネクストのエンジニアと気軽に話してみませんか。

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