エンジニアとして働き始めると、「システム」という言葉を日常的に使うようになります。
- システム改修
- システム障害
- システム設計
しかし、改めて「システムとは何か」と聞かれると、意外と説明が難しいものです。
本記事では、新卒エンジニア向けに「システム」という言葉の意味を整理します。
システムとは「仕組み」
システムを一言で表すと、
目的を達成するための仕組み
です。
ITの世界では「コンピュータシステム」を指すことが多いですが、本質はもっと広い概念です。
例えば、
- 電車の運行
- レストランの注文管理
- 銀行の振込処理
これらもすべて「システム」です。
つまりシステムとは、
人・ルール・技術が組み合わさって動く仕組み
なのです。
ITシステムの構成
ITシステムも同じ考え方で成り立っています。
一般的に、システムは次のような要素で構成されています。
① ユーザー
システムを利用する人です。
例
- 一般ユーザー
- 社内の業務担当者
- 管理者
② アプリケーション
エンジニアが開発するプログラムです。
例えばJavaのWebアプリケーションでは、
- Controller
- Service
- Repository
などの層で構成されます。
ここがエンジニアが最も触れる部分です。
③ データベース
システムが扱うデータを保存します。
例
- ユーザー情報
- 注文履歴
- 商品情報
データが正しく管理されていることは、システムの信頼性に直結します。
④ インフラ
システムを動かす基盤です。
例
- サーバー
- ネットワーク
- クラウド環境
最近ではAWSなどのクラウド環境で運用されることが一般的です。
「コード=システム」ではない
新卒エンジニアが最初に誤解しやすいのが、
コードを書くことがシステム開発だ
実際には、コードはシステムの一部に過ぎません。
システム開発では、
- 要件定義
- 設計
- 実装
- テスト
- 運用
といった工程すべてが重要です。
コードが正しくても、
- 要件が間違っている
- 運用を考慮していない
- データ設計が不適切
といった問題があれば、システムはうまく機能しません。
エンジニアに求められる視点
エンジニアとして成長していくと、
「プログラムを書く人」から
「仕組みを作る人」へと視点が変わります。
つまり、
- この処理はなぜ必要なのか
- このデータはどこから来るのか
- この変更は他の機能に影響しないか
といった、システム全体を見る視点が重要になります。
まとめ
システムとは、
目的を達成するための仕組み
です。
ITシステムも、プログラムだけで成り立っているわけではありません。
- ユーザー
- アプリケーション
- データ
- インフラ
- 運用
これらが組み合わさることで、初めてシステムとして機能します。
新卒エンジニアのうちは、まず「コードを書く」経験を積むことが大切です。しかし同時に、
自分のコードがシステムのどこで動いているのか
を意識することで、エンジニアとしての理解は大きく深まります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。もしこの記事の技術や考え方に少しでも興味を持っていただけたら、ネクストのエンジニアと気軽に話してみませんか。
- 選考ではありません
- 履歴書不要
- 技術の話が中心
- 所要時間30分程度
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