今更ながらAWS Summit 2026に参加してきました!
今更ながらですが、AWS Summit 2026 に参加してきました!
当日はさまざまなブースやセッションがありましたが、残念ながら写真をほとんど撮っておらず、記事に載せられるものがないのが少し心残りです。
その中でも特に印象に残ったのが、AI営業ロールプレイのデモでした。
今回は、デモで紹介されていた機能をもとに、「実務ではどのように活用できそうか」という視点でまとめてみたいと思います。
AI営業ロールプレイ
デモでは、さまざまな営業シチュエーションや顧客設定を選択し、AIを相手に営業ロールプレイを体験できる仕組みが紹介されていました。
営業トークの練習だけでなく、AIが資料を参照しながら受け答えを行うため、実際の営業活動に近い形でトレーニングできる点が印象的でした。
その中でも、特に気になったのが次の2つの機能です。
コンプライアンス違反チェック
Amazon Bedrock Guardrailsを利用し、AIが生成した内容や回答をリアルタイムでチェックする機能です。
Guardrailsは、生成AIの回答に対して安全性やコンプライアンスを維持するためのガードレールを設定できる機能で、例えば以下のようなルールを適用できます。
- 個人情報の漏えい防止
- 不適切な表現の検出
- 社内ルールに反する内容の抑制
リファレンスチェック
Amazon Bedrock Knowledge Basesを活用し、登録された資料やナレッジを参照しながら内容を確認する機能です。
Knowledge Basesを利用することで、AIは社内マニュアルや設計書、提案資料などを検索・参照し、それらを根拠として回答やレビューを行えます。
今回のデモでは、AIが参照資料をもとに内容を評価する仕組みが紹介されており、回答の信頼性を高めるための重要な機能だと感じました。
実務への応用を考えてみる
デモでは、作成した提案資料や説明内容について、AIが社内ルールや登録されたナレッジを参照しながらレビューを行い、品質向上を支援する仕組みが紹介されていました。
この考え方は、営業ロールプレイだけでなく、社内ドキュメントのレビューにも応用できそうだと感じました。
例えば、社内で技術資料や運用手順書を作成する際には、次のような観点でAIがレビューを行うことが考えられます。
- 社内ガイドラインに沿った表現になっているか
- セキュリティやコンプライアンス上、問題となる記載がないか
- 根拠となる設計書やマニュアルと内容に齟齬がないか
- 社内で統一している用語や表現が使われているか
これらをAIがチェックすることで、レビュー品質の均一化や確認作業の効率化につながる可能性があります。
まとめ
今回のデモを通して、生成AIは単にチャットで質問に答えるだけではなく、社内ルールやナレッジを活用しながら業務を支援するツールとして活用できることを実感しました。
Amazon Bedrock Guardrailsによるコンプライアンスチェックと、Amazon Bedrock Knowledge Basesによるナレッジ参照を組み合わせることで、営業支援だけでなく、社内資料や技術ドキュメントのレビュー、ナレッジ活用など、さまざまな業務への応用が期待できそうです。
今回のデモを見て、「生成AIをどのように業務へ組み込むか」という具体的なイメージを持つことができ、とても参考になる展示でした。
ソースコードも公開されています
今回紹介されていたAI営業ロールプレイのデモは、ソースコードもGitHubで公開されています。
実際にどのようなAWSサービスを利用しているのかや、実装方法に興味がある方は、ぜひ確認してみてください。
https://github.com/aws-samples/sample-ai-sales-roleplay
私も今後、ソースコードを読みながら構成や実装について理解を深め、実務で活用できるポイントがあれば別の記事でも紹介してみたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。もしこの記事の技術や考え方に少しでも興味を持っていただけたら、ネクストのエンジニアと気軽に話してみませんか。
- 選考ではありません
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