■ 問題
あなたはデータ担当者として、データセンターが停止した際のバックアップを別地域に配置するような事業継続性計画への対応も求められています。あなたはAWSクラウドにストレージを拡張することで問題を解決しようとしています。その際には iSCSIを介して、オンプレミスサーバーをプライマリーとしてストレージレイヤーに接続することが必要です。
この要件を達成するために、選択するべきAWSサービスはどれでしょうか?
■ 選択肢
- Direct Connectを利用してS3にストレージデータを移行する。
- ストレージゲートウェイのストアドボリューム(保管型ボリューム)を構成する。
- ストレージゲートウェイのキャッシュボリュームを構成する。
- Amazon Glacierを構成する
これより先は正解と解説になります。
■ 正解
✅ ストレージゲートウェイのストアドボリューム(保管型ボリューム)を構成する。
■ 構成イメージ
オンプレミス(プライマリ)
┌────────────────────┐
│ アプリケーション │
│ │ iSCSI │
│ ▼ │
│ Storage Gateway │
│(保管型ボリューム) │
│ │ │
└───┼────────────────┘
│ 非同期バックアップ
▼
AWS(別リージョン)
┌────────────────────┐
│ Amazon S3 │
│ └ EBSスナップショット │
└────────────────────┘■ 全体的な説明
✔ オプション2(正解)
AWS Storage Gatewayの**保管型ボリューム(Stored Volume)**を使用することで、
- オンプレミスをプライマリストレージとして利用
- iSCSI経由で接続
- データをAWSへ非同期バックアップ
が可能になります。
👉 要件をすべて満たす構成
■ ポイント分解
✔ 「iSCSIを使う」
👉 Storage Gateway一択
オンプレ ⇄ AWS をブロックストレージとして接続✔ 「オンプレがプライマリ」
👉 保管型ボリューム
主:オンプレ
副:AWS(バックアップ)✔ 「BCP(別リージョンバックアップ)」
👉 S3にスナップショット保存
■ キャッシュ型との違い(超重要)
保管型(Stored)
→ 主:オンプレ
→ バックアップ:AWS
キャッシュ型(Cached)
→ 主:AWS
→ キャッシュ:オンプレ■ 不正解の理由
❌ Direct Connect
- ネットワーク接続サービス
- iSCSIストレージではない
❌ キャッシュ型ボリューム
主:AWS👉 要件と逆
❌ Glacier
- アーカイブ専用
- リアルタイム利用不可
- iSCSI接続不可
■ 試験ポイントまとめ
iSCSI + オンプレ主
→ 保管型
iSCSI + AWS主
→ キャッシュ型■ 一発で覚える
主がどっち?
オンプレ → 保管型
AWS → キャッシュ型◾️Strage Gateway 3種のまとめ
File Gateway → ファイル共有(NFS / SMB) → S3保存
Volume Gateway → ブロック(iSCSI)
├ 保管型:オンプレ主(バックアップがAWS)
└ キャッシュ型:AWS主(オンプレはキャッシュ)
Tape Gateway → 仮想テープ → S3 / Glacier保存■ まとめ
iSCSIでオンプレミスをプライマリとしつつ、AWSにバックアップする場合は、Storage Gatewayの保管型ボリュームが最適である。
この問題は
👉 「Storage Gatewayの2択問題」
として超頻出です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。もしこの記事の技術や考え方に少しでも興味を持っていただけたら、ネクストのエンジニアと気軽に話してみませんか。
- 選考ではありません
- 履歴書不要
- 技術の話が中心
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